猫ちゃんのトイレの問題
2010.05.28
こんにちは。 看護士の大倉央子です。
今回は、以前にいったセミナーで学んできた、猫ちゃんのトイレの問題行動についてかかせていただきます。
猫ちゃんのトイレの失敗の原因には、大きく二つにわかれています。
一つは泌尿器系の障害や痛みがあるために失敗してしまう生理学的な問題。
もう一つは過去にそのトイレで痛い思いをしたことがある場合トイレを避けるようになってしまうことや、トイレ自体の問題や、マーキング、ストレスによる行動学的な問題です。
猫ちゃんが好むトイレとは・・・
1. 大きさは猫ちゃんの長さの1.5倍が理想です。
2. トイレカバーはないほうがいいです。
3. 本来猫ちゃんは土の上で用をたすので、猫砂の粒は細かいほうがいいです。
4. トイレをおく場所は、お気に入りの場所からあまり離れていないところ、洗濯機や乾燥機などの
電化製品からは離れたところ、多少の光が入るところがいいです。
5. トイレの数は、猫ちゃんの数プラス1が理想的です。
6. 猫ちゃんは柑橘系の匂いが苦手なので、トイレを掃除するときは柑橘系の洗剤をさけてください。
もし、トイレのふちに立って用をたしていたり、短時間しかトイレにいなかったり(掘ったり埋めたりしない)、トイレから飛び出してきたり、トイレから出たら後ろ足をふる…という行動をとっていたら、そのトイレを嫌がっているというサインです。
猫ちゃんがトイレを失敗することが多くなったら、病気のサインかもしれませんし、もう一度おうちのトイレをみなおしてみてください。
それでも失敗が続くようであれば病院まで一度ご相談ください。