リバティBLOG
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初めまして

 

こんにちは、12月中旬から看護師として勤務している中松と申します。

 

技術、知識ともにまだまだ未熟ではありますが、他の看護師の方のようになれるよう努めてまいります。少しでも早く皆様のお力になりたいので、気軽に話しかけてもらえれば嬉しいです。

みなさま、どうぞ宜しくお願い致します。

 

今回は我が家の一員をご紹介致します♪

 

名前はむぎで食いしん坊の女の子です

 怖がりで基本怒っていますが落ち着くと可愛い顔を見せてくれます(^^)

 

 

 なかまつ

 

 

さて、もうすぐ年末ですがみなさまはどのようにお過ごしでしょうか?

寒い日が続くようなのでお身体にお気をつけて楽しい年末をお過ごしください。

 

 

 

殺処分ゼロをめざして!

こんにちは、獣医師の有馬広治です。

今年も、あとわずかですね。あっという間の一年でした。皆様にとってどのような一年だったでしょうか?

私は、今年の2月に復帰させていただき 再び、獣医医療に携わることができ、とても感慨深い年となりました。何とか、体調を崩すこともなく今年が終われそうで感謝、感謝です。

本当に皆さんありがとうございました。

 

さて、

私は、リバティの勤務以外に、神戸市の殺処分問題について取り組んでいます。

動物病院では、救うことのできない “いのち” をどうにかできないかと長い闘病生活の中で、元気になったら小さい事でいいから始めていこうとずっと考えていました。

本年度から、野良猫の繁殖制限と殺処分を減らすことを目的として、神戸市では

「人と猫との共生に関する条例」が施行されたのをご存知でしょうか。

条例として、このような活動を行うのは神戸市が初でとても画期的な出来事です。

この背景には、神戸市の残念な現実があったからです。平成15年度の殺処分率は88%、動物管理センターや、保健所に運ばれた犬、猫は新しい飼い主に巡り合う事もなくほとんど殺処分をされていました。

この数は、政令指定都市の中で “ワースト1” なのです。

殺処分される9割は猫。その中でも、ほとんどが生後間もない子猫です。産まれたばかりの子猫が公園でミャーミャー鳴いてるのが嫌で保健所に電話するのでしょうか...

神戸市の活動は

1.ミルクボランティア活動

生後間もない離乳前の子猫は、数時間おきにミルクを飲ませないと生きていけません。平成11年度以前は、このような子猫はすべて殺処分していました。飼い主がみつかるまで、子猫にミルクを与えてくれる方を募り、サポートする活動です。

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2.野良猫の不妊去勢手術

猫は、年に2回、環境がそろうと3回~4回出産することができます。1回の出産で、3~4匹の子猫が生まれ、その子猫たちは、1年もしないうちに母猫となり出産します。どんどん猫は増えていきます。その猫たちを、捕獲し、不妊去勢手術をすることで 次世代の不幸な猫たちを減らしていく活動です。手術を終えた猫は、元の場所に返され地域猫として一生を過ごしてもらいます。

私は、動物管理センターにある手術室を使って、捕獲された猫の手術をしています。

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殺処分数も年々減っています!殺処分率も70%まで下がりました。神戸市の活動は少しずつ成果がでていると思います。

 

この世に生まれてきて、人間の身勝手な理由で捨てられ、生き場を探し必死に生きている動物たちもいます。生まれてきた子猫は生きるチャンスもなく殺されていく。

そんな悲しい現実から目をそむけるのはやめました。

今、できることから始めて行きたいと思います。

私は信じたい

小さな活動が大きなムーブメントとなり、いずれは社会を動かしていく。

そして、”殺処分” という言葉がなくなる時代が来ることを!!