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動物の鼻

こんにちは、看護師の中松です。

段々と暖かい日も増えてきて少しづつ春が近づいてきていますね

今年も弓弦羽神社の桜が満開に咲くのを楽しみにしています

暖かくなったとはいえ朝晩は冷え込むので、皆様も体調にはお気をつけください

 

 

さて、今回はわんちゃん、ねこちゃんの鼻についてお話ししたいと思います

 

鼻の構造は大きく分けて、外鼻孔(がいびこう)、上唇溝(じょうしんこう)、鼻鏡(びきょう)の3つに分かれています

まず鼻の穴にあたる部分が外鼻孔といい、人と違い横にも切れ目が入っており、

鼻を動かすことによって、正面からだけでなく横からも空気を取り込むためだといわれています

 

つぎに中央に入ってる縦線の部分は上唇溝といい、この部分は常に水分を蓄えていて、ニオイ分子の吸着に役立っています

最後に鼻鏡は鼻の表面のつぶつぶの部分のことをさしています

 

 

かっちゃんのお鼻↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんちゃんのお鼻↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、わんちゃん、ねこちゃんの鼻は触ると少し濡れていて冷たいですよね

風邪をひいて鼻水がでていると思われるかもしれませんが、濡れているのが正常な状態です

ちなみにですが、濡れている液体の正体は鼻水ではなく、涙と鼻の奥でつくられる分泌物が混ざっているものが主な成分だそうです

 

そして、濡れている理由として大きく二つあります

ひとつは上唇溝や鼻鏡の隙間に蓄えられた水分が匂いの分子をキャッチし感度を高めているそうです

 

もうひとつは鼻の水分が蒸発する気化熱を利用して体温調節をしているといわれています

鼻以外でも舌や肉球などでも同じように体温調節を行っています

 

あと、ねこちゃんでいわれていることですが、鼻で温度が分かるといわれており0.5℃の気温差も感じ取れるようです

ねこちゃんは快適な場所を見つけるのが得意なのはこの理由ながあるからかもしれませんね

 

先ほど鼻は濡れている状態が正常とお伝えしましたが、寝ているときや激しい運動をしたとき、年齢を重ねると乾きやすくなります

また、個体差もあるので、一つの目安として健康チェックをしてあげてください

 

最後にかっちゃんの可愛い?写真を載せておきますね

猫ちゃんの爪切り

こんにちは、今回のブログを担当します 看護師の稲垣です。

まだまだ寒い日が続きますね。

リバティの猫ちゃんコンビ、かつおとこんぶも、寒い時は暖房や陽が当たるところに移動して温まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は猫の爪切りについて書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

かつおさんが床でゴロゴロしていたので、爪を見せてもらうことにします。

 

 

猫の爪は普段引っ込んでいるので、パッと見た感じ分かりづらいかもしれませんが、指の付け根のところを軽くもつと爪が出てきます。

 

 

 

 

 

かつおさんはこの間爪を切ったばかりなので、あまり伸びていませんでした。

 

見にくいですが、薄いピンク色の部分が血管です。

ここを切ってしまうと出血してしまうので、血管よりも手前で切ります。

 

 

 

イメージとしてはこんな感じです。

血管を切りそうで怖いという方は、もっと手前の、爪が尖っているところだけ切るのでも良いと思います(^^)

 

見落としがちですが、前肢の一番内側には狼爪(ろうそう)と呼ばれる爪があります。

 

わんちゃんにも狼爪があり、わんちゃんの場合はお散歩などで爪がある程度削れるのですが、狼爪は地面と接しないため削れず、いつの間にか伸びていることがあるので、時々チェックしてあげてください。

ちなみに、狼爪がないわんちゃんもいますし、後ろ肢にも狼爪がある子もいます。

 

 

 

 

 

 

爪は、猫ちゃんが爪とぎをすることによって、古い爪が剥がれ、爪が鋭くなっていきます。

鋭く伸びた爪は引っかかってしまい、お家の人や猫ちゃん自身も怪我をすることがあるので、注意が必要です。

 

猫ちゃんでたまにあるのが、伸びた爪が肉球に刺さってしまうことです。

肉球に刺さってしまうと、猫ちゃんも痛いですし、刺さったところから出血・化膿して治療が必要になる場合があります。

お年をとった猫ちゃんほど爪とぎをする機会が減り、太くなった爪が肉球に刺さっていることがあるので、たまにチェックしてあげると良いかもしれません。

 

 

 

 

 

爪切りにもハサミタイプのものやギロチンタイプのものなど、いろんな種類がありますが、リバティではこの爪切りを使っています。

 

 

大きさや軽さなども様々ですので、使いやすいものを探してみてください(^^)

 

 

リバティのかつおとこんぶコンビは、爪切りは割と協力的なので頑張って爪切りさせてくれますが、

爪切りが好きなわけではないので、ちょいちょい手を引っ込めます…。

 

爪切りを一度に全部するのが大変という方は、1日1本だけ切ってみる、猫ちゃんが寝ている時に切る、おやつをあげながら切る…など試してみてください。

 

お家で爪切りをするのはなかなか難しいと思いますが、大人しい猫ちゃんやご家族で協力して行える時は、スキンシップも兼ねて定期的に切ってあげてみてください。

病院で爪切りだけすることも可能ですので、お気軽にお問合せください(^^)