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ドッグトレーニング!

 

 初めまして!4月から動物看護士として働いています、道端です。

 今年10才になった柴犬くんを飼っています。  

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 私は大阪の玉造にある「大阪ペピイ動物看護専門学校」の出身です。臨床実習や基礎看護学などの様々な授業の中で、特に「行動学」に興味があり、選択授業ではドッグトレーニングを選択していました。今回のブログではトレーニングについて書かせていただこうと思います。

 

 トレーニング・しつけというのは、人と犬がともに快適に生活していくために必要なものです。共同生活に必要なマナーを教える、それがトレーニングです。

 私の出身校では「陽性強化」という方法でトレーニングを行っています。「陽性強化」というのは「褒めてしつける」というものです。いいことをした時にたくさん褒めてあげる、すると「これをしたら褒めてもらえるんだ、いいことがあるんだ」と覚えてくれます。罰を与えて行うトレーニングもありますが、これは非常に難しいものです。失敗するとただ恐怖感・不信感を与えるだけになってしまいます。 

 トレーニングを行う上で最も大切なことは「信頼関係を築く」ことです。そのため、トレーニングを行う前にまずは飼い主自身がよいリーダーになることが必要です。よいリーダーとは、「力づくで支配しようとしない・ルールを気分で変えない・家族の一員としてその子を愛し、接する」人です。

  また「陽性強化」のトレーニングにはごほうびが必要です。ごほうびといってもおやつだけではありません。おもちゃが好きな子、なでられるのが好きな子、たくさん走るのが好きな子、遊んでもらうのが好きな子。いろんな子がいます。その子が好きなもの・事の全てがごほうびになります。そのため、トレーニングを始める前にその子の好きなものや好きな事を知ることが大切です。

 そして褒めるタイミングも重要です。例えばお座りを教える時は、犬がオスワリをした瞬間に褒めるようにします。人間と違い「さっきのオスワリは上手だったね」と褒めても、犬には何を褒められたのかがわかりません。お尻が床につき、オスワリの形ができた瞬間に「オスワリ」といい「よくできたね」と褒める。そうすることで犬は「オスワリをしたら褒めてくれる」と学びます。

 トレーニングの内容は様々ですが、よいリーダーになる・ごほうび・褒めるタイミングはどのトレーニングにも必要です。ちなみにトレーニングを始めるのによい時期は生後7・8週~12週といわれています。これは社会科期といって子犬が色々なものに興味を示し、犬としてのコミュニケーションを学ぶ時期だからです。しかし成犬になってからでもトレーニングは可能です。ただ、すでにその行動がその子にとって当たり前のものとして身についてしまっているため、トレーニングには根気と時間が必要になります。

 

 社会化期というのは行動学につながります。さらにその行動学から犬種や猫種ごとの違い(これはその子達がかつてどんな仕事をしていたのかということにも関わってきます)が見え、そこから気をつけなければならない問題行動も見えてきます。例えばレトリバーがものをくわえるのが好きなのは、彼らがかつて獲物を回収して主人のもとへ運ぶ仕事をしていたからです。この犬種はくわえたものを間違って飲みこんでしまう誤食に注意が必要です。アメリカンショートヘアーはもともとネズミ捕りとして働いていたため狩猟本能が強く、そのため気の強い子が多いです。

 こういった、特に興味を持って取り組んできた分野だけでなく、基礎の看護や実際に働いて新しく知ったことなど、まだまだ勉強の毎日です。少しでも多くの動物たちを救う手助けができるよう頑張りますので、飼い主様・ペットさん達、皆様よろしくお願いいたします。