
今回は、メールで質問の多い手術実績を開示しようと思います。
2011年12月~2012年1月の2ヶ月間の当院の手術実績です。
軟部外科
・精巣摘出術(去勢手術/精巣腫瘍)
・子宮卵巣摘出術(不妊手術/子宮蓄膿症/子宮卵巣腫瘍)
・乳腺 腫瘍切除
・体表 腫瘍切除
・口腔内 腫瘍切除
・舌 腫瘍切除
・鼻腔内 腫瘍切除
・肋骨 腫瘍切除(開胸手術)
・胸壁 腫瘍切除(開胸切除)
・肝臓 腫瘍切除
・脾臓 腫瘍切除
・腸 腫瘍切除
・指 腫瘍切除(断指)
・肉球 腫瘍切除
・膀胱 腫瘍切除
・胆嚢摘出術
・臍ヘルニア整復手術
・鼠径ヘルニア整復手術
・口腔形成手術
・喉頭拡張手術
・膀胱、尿道結石摘出
・尿道閉塞解除
・胃切開術
・腸切開術
・断脚手術
・帝王切開
・内視鏡下異物摘出
整形外科
・橈骨骨折 整復手術
・尺骨骨折 整復手術
・肘関節脱臼 整復手術
・橈腕関節脱臼 整復手術
・脛骨骨折 整復手術
・膝蓋骨脱臼 整復手術
眼科
・瞬膜被覆術
・結膜被覆術
・人工角膜移植手術
・自己角膜スライド転移手術
・角膜切開手術
・眼瞼形成手術
・眼瞼腫瘤切除
・眼球摘出手術
・眼内インプラント手術(義眼)
・チェリーアイ整復手術
・緑内障手術(前房シャント)
その他
・椎間板ヘルニア手術
・全顎抜歯
・胃ロウ チューブ設置
以上となります。
また、できる限り開示いたします。
獣医師 川上亮
お久しぶりです、獣医師の川上です。
今回は、お休みを頂き昨年参加した学会について綴りたいと思います。
11月初旬は、大阪にて動物臨床研究会の年次大会に参加してきました。
私は、猫の緑内障について、今年入社した新人の本田先生は、犬の白血病について学会発表をしてきました。 私が、毎年自分へのノルマとして学会発表を課しているので今回、本田先生にも提案して発表してもらったのですが,後輩ながら素晴らしい発表でした。 今後が楽しみです。
11月下旬は、東京にて比較眼科学会の年次大会に参加してきました。
ここでは、私は犬の緑内障手術の一般講演を行ってきました。多くの先輩方から意見を頂き充実した2日間でした。
こういう発表を通して少しでも獣医療が発展し、多くの動物に役に立てればと願っております。
ちなみに東京の会場は、日本生命科学大学という獣医学部がある大学だったのですが、懐かしいものをみつけました。

私の母校にもこれがあったのです。母校が北海道の酪農学園大学というところで牛がとても多くいるので、当時はこの大学のシンボル的なものと勝手に思っていました。実際写真スポットで来客者がよく写真撮影をしていました。
残念ながら我が母校独自のものではなかったみたいです。
ただ、他の先生に聞いたところ、北海道大学と大阪府立大学にはないみたいでした。
今回ブログを担当します、中村昭仁です。
寒くなってきました。
体調管理はしっかりと。
今回は椎間板ヘルニアという病気について書こうと思います。
椎間板ヘルニアは主にワンちゃんに起こる神経の病気です。
動物は頭蓋から尻尾までの脊椎の中を脳脊髄とよばれる神経の束がはしっています。
脊椎はいくつかの骨を数珠のようにつなげたものであり、
それらのクッションの役目をする結合組織が脊髄を圧迫して神経麻痺を起こす、
それが椎間板ヘルニアとよばれる病気です。
ミニチュア・ダックス、ビーグル、ペキニーズ、コーギー、
フレンチブルドック、シー・ズー、コッカースパニエル
などの犬種は先天的にこの病気になりやすいため要注意です。
初期は首や腰の痛みから、ふるえ、抱っこしようとすると嫌がる(痛がる)、
部屋の隅にじっとして動かない、などの症状が認められます。
症状が進行すると神経麻痺から、後肢をひきずって歩く、
四肢に力がはいらず歩行や起立ができない、などの症状が認められます。
症状が軽度の場合は抗炎症剤の投与により治療を行います。
症状が重度の場合や神経麻痺が進行した場合は、
外科手術により脊髄の圧迫を引き起こしている物質を取り除く必要があります。
脊髄の圧迫箇所がどこにあるのかを診断するため、
現在では主にCT、MRI検査を行います。
発症から早期に手術を行った場合、
神経麻痺が改善されて再び歩行が可能になる確率は50%といわれています。
手術後の管理も大変です。
最低でも1ヶ月ぐらいは行動制限を行う必要があります。
そして屈伸運動などのリハビリを毎日行います。
もちろん神経麻痺が残る場合もあり、
自力で排尿できないときは補助して尿を出してあげたり、おむつを着用します。
床ずれができたときは定期的に体位を変換してあげます。
ワンちゃんは散歩が大好きです。
歩行異常などの症状に気づいたときは早めに診察をうけましょう。
寒くなってくると、お水を飲む量が減った入りトイレを我慢してしまったりしておしっこのトラブルが増加します。
とくに水の飲む量が減ってくると尿が濃縮されておしっこに石ができやすくなります。
特に雄猫は尿道が細くなっているので小さい石が尿道につまってしまうこともあります。もし尿道が完全に閉塞してしまうとおしっこがでなくなってしまい放っておくと命にかかわる状態になってしまいます。そのため特に雄猫ではトイレに頻繁に行くまたは、おしっこのポーズをするが尿は出ていないなどの症状がみられた場合は一度ご来院ください!
最近ではフードの成分が改良されてきており結石ができにくいフードが色々とでています。またウェットフードを与えることにより水分摂取量を増やしておしっこをどんどんさせることにより予防にもなります。どのようなフードを与えたほうがよいかなど予防について、ご質問があれば病院にご相談ください。
今回の担当は、獣医師の有馬広治です。
関節鏡を使っての手術をご存じでしょうか。
よくスポーツ選手がオフシーズンになると、アメリカに渡り、肘や膝の手術を
行っていますが、その時に使っているのが関節鏡です。
小さい穴を開けて、モニターを見ながら行う手術で、傷口が小さく、
体へ侵襲が低いので回復が早く、プロ野球選手はオフシーズンの間に関節鏡
手術を行い、来季には復帰できるというわけです。
動物医療でも、関節鏡を使って手術を行う時代になってきました。
今回、ラスベガスで関節鏡実習が行われ、日本から私を含め8人の先生が参
加しました。
前十字靱帯断裂や、半月板損傷の手術は、この関節鏡を使うことで、
従来、膝を開けて行っていた手術を開けずに行うことができます。
動物たちの体に優しく、元の生活に早く戻れることは言うまでもありません。
同じような手術で腹腔鏡手術があります。
当院では、避妊手術を腹腔鏡を使って行っています。5mm~10mmの穴を3
つあけ、モニターを見ながら行っています。傷口は小さく、大型犬は手術後の
わずらわしいカラーを着ける必要もありません。ご興味のある方はお問い合
わせください。
こらからも、動物たちに優しい医療をめざし、皆様にご提供できるようにスタッ
フ一同努力していきたいと思っています。