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泌尿器科・生殖器科

泌尿器科・生殖器科

尿石症などの泌尿器症状・疾患、前立腺・子宮などでの生殖器症状・疾患について診療を行っております。

検査から手術まで対応しておりますので、まずはご相談ください。

治療の特長・方法

性腎不全(CKD)

病気の概要

少なくとも3か月間存在する腎ダメージまたは少なくとも3か月間存在するGFR(糸球体濾過率)の低下と定義されている。多飲多尿、体重減少、食欲不振、元気消失、脱水、嘔吐、口臭などが症状としてみられる。加齢によるものが多いが、尿石症によるもの、腫瘍性疾患によるものなど原因は様々である。

IRIS(国際獣医腎臓病研究グループ)によりステージ分類がなされており、各ステージにより治療法が異なる。

猫/犬

残存腎機能

血漿Cre濃度(mg/dL)

ステージ1

腎臓に何かしらの異常がある

100-33%

1.6以下/1.4以下

ステージ2

軽度の臨床症状

33-25%

1.6-2.8/1.4-2.0

ステージ3

全身に様々な症状がある

25-10%

2.8-5.0/2.0-5.0

ステージ4

全身に症状があり尿毒症の危険性が増加

10%以下

5.0以上/5.0以上

診断のために行う検査
  • 血圧測定
  • 尿検査
  • 血液検査
  • X線検査
  • 超音波検査
治療方法

ステージにより、治療内容/強度が異なる。各症例に合わせて食事療法、さまざまな薬、点滴などを組み合わせて治療を行う。

尿石症(膀胱結石・尿道結石・腎結石・尿管結石)

尿石症
病気の概要

尿石症は尿経路に形成された結石によってなんらかの病的状態を来していることを意味している。結石が尿路に存在することにより、局所の尿路粘膜が物理的な刺激を受けて損傷したり、炎症や感染症を起こしたり、結石自体が尿路の閉塞を起こすなどの病態が考えられている。結石の構成成分の8割以上はストルバイトとシュウ酸カルシウムのどちらかであり、腎・尿管結石にはシュウ酸カルシウム、膀胱・尿道結石にはストルバイトが比率の多くを占めている。その他尿酸アンモニウム、シスチン、シリカ、リン酸カルシウムなどもある。臨床症状は、疼痛、血尿、尿路閉塞などに起因し、下部尿路においては排尿障害として現れる。上部尿路においては、片側性病態では明確な症状が認められないことが多い。両側性だと重度の腎障害を引き起こすことが多い。

診断のために行う検査
  • 触診
  • 尿検査
  • X線検査
  • 超音波検査
  • 血液検査
治療方法

ストルバイト、尿酸アンモニウム、シスチン結石は食事と薬剤により結石を溶解させることが出来るが、手術などで摘出分析しないと結石の種類が特定できないことが多い。

膀胱結石は外科手術により摘出する。

尿道結石はカターテルにより結石を膀胱内に押し流し、膀胱から摘出する。押し流すことが出来なかった場合は尿道を切開して摘出する。

腎結石は外科手術により摘出は可能だが、術後の腎不全などのリスクが高い。

尿管結石の摘出は困難である。可能なこともあるが尿管は非常に細いため、術後に摘出部位が狭窄・閉塞を起こす可能性が高い。そのため最近では、腎臓から膀胱へ別のルートを作るSUBシステムを設置したり、尿管ステントを使用することが多い。

前立腺肥大

前立腺肥大
病気の概要

前立腺肥大は、精巣から分泌される性ステロイド・ホルモンの働きにより発生する。去勢済み雄では発生しない。未去勢雄では高齢になるとほぼ100%発生する。前立腺容積が増大すると、骨盤腔内で直腸を圧迫し、排便異常や排尿困難を引き起こす。原因不明の疼痛が前立腺肥大によるものもこともある。腹圧が上昇するため会陰ヘルニアになりやすくなる。

診断のために行う検査
  • 触診(直腸検査)
  • X線検査
  • 超音波検査
  • 尿検査
治療方法

去勢手術を行う。薬物療法も可能であるが、再発することと副作用の点から推奨されない。

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