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秋がやってきました

こんにちは。お久しぶりです。看護師の山田です。

 

最近やっとやっと涼しくなってきましたね。待ちわびた秋です。

おうちのわんちゃん、ねこちゃんたちにとっても過ごしやすい時期になったのではないでしょうか?

夏の間なかなか運動ができなかったわんちゃん達は、たくさんたくさんお散歩をして夏に蓄えた脂肪を燃焼しましょうね(*^_^*)

 

さて、今回はわたしの実家で飼ってるわんこのお話をします 。ponta1.jpg

ぽんた(♂)と申します。

わたしの家で飼う初めてのわんこです。

ぽんたは元は虐待されていたわんこで、保護施設を経て、我が家へやってきました。

そのせいか人も犬も苦手です。

でも我が家にとっては大切な大切な家族です。

先日に8歳(おそらく)のバースデーをむかえました。我が家に来た記念日をバースデーにしました。

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秋の味覚盛りをもらっています。

いろいろのものが怖くてよく噛み付きますし、なでられるのも嫌いです。

でもそのぶん人の気持ちに敏感に反応できる優しい子です。

人もそうですがわんちゃんもねこちゃんだって得意なこと、不得意なことそれぞれあります。

完璧に何でもできる子はいません。

しかし、必要なしつけはしていますし、教室にも通いました。誰かの迷惑になるようなことはだめだとしつけることは私たちの義務です。

しつけで苦労されてる飼い主さんたくさんいますが、最低限のことは私たちがしっかり教えてあげましょう!教えてもらわなければわんちゃんだって分かりません。

その子の命にかかわること、誰かの迷惑になること、それはわたしは最低限のしつけだと考えています。

院内の待合室には初歩的なしつけの仕方の冊子が置いてあります。

わんちゃんを飼うのは初めての方、もちろんそうでない方も受付で言っていただければ、無料でお渡ししています。

わからないことがあればどうぞお気軽にスタッフに相談してくださいね。

 

では、このあたりで失礼します(^v^)

獣医がん学会

こんにちは。

獣医師の河野です。

先日お休みを頂いて学会に参加してきました。

神奈川県の麻布大学で獣医がん学会が開催されたので参加してきました。

今回のテーマは乳腺腫瘍でした。

乳腺腫瘍は犬猫で一番多い腫瘍です。

がん(悪性)ある確率も非常に高く、犬で約50%・猫では85%が悪性であるといわれています。

避妊手術をすることで、乳腺腫瘍になる確率をぐっと下げることが出来ます。

避妊手術をしてない子と比較した場合、リスクが犬では1回目の発情前で0.05%、1回目の発情後で8%、2回目の発情後で26%とされています。

猫では、避妊をしてない子は避妊している子に比べて7倍多く乳腺腫瘍が発生します。

6か月齢以下で避妊手術をした猫では91%、1歳齢以下で避妊手術をした猫では86%が乳腺腫瘍発生のリスクが低下します。

そのため、犬猫ともに早めに避妊手術をすることが推奨されます。

犬では2回目の発情前、猫では1歳くらいまでに避妊手術をすればよいと思います。

夜はアメリカから帰国した友人と飲みに行きました。

色々な話が聞けて、刺激を受けました。

学会で得た最新の知識を皆様に還元できればいいなと思っています。