リハビリセミナー パート2 理学療法について
2010.08.22
今回は、獣医師の有馬広治が担当します。
8月に横浜で開催されましたリハビリセミナーについて報告します。
今回の内容は、理学療法でした。
理学療法というと難しく聞こえるかもしれませんが、関節を温めたり、冷やしたりして
気持ちよく体が動くことをお手伝いすることです。
超音波を使い、関節の奥深くまで温めていく超音波療法
委縮した筋肉を電気を使って刺激をあたえる電気療法
まだ、日本では行ってはいませんが衝撃波をつかって関節を刺激する衝撃波療法など
いろいろな方法で、急性期、慢性期の炎症を和らげ、委縮した筋肉を刺激し、
手術した足を元の状態に戻していきます。
それぞれの療法に利点、欠点もあり、間違ったやり方、時期、方法を選んでしまうと
元に戻るものも悪化させてしまいます。
今回勉強した、知識、技術を日々の診療に反映できるように努めたいと思います。
新病院の3階にはリハビリルームが完成しました。水中トレッドミルも入り、
より内容のあるリハビリプログラムを提供できるようになりました。
いずれは、超音波療法、電気療法を加えていきたいと考えています。
写真は、電気療法(上)と超音波療法(下)を行っているところです。