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猫ちゃんの爪切り

2022.02.15

こんにちは、今回のブログを担当します 看護師の稲垣です。

まだまだ寒い日が続きますね。

リバティの猫ちゃんコンビ、かつおとこんぶも、寒い時は暖房や陽が当たるところに移動して温まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回は猫の爪切りについて書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

かつおさんが床でゴロゴロしていたので、爪を見せてもらうことにします。

 

 

猫の爪は普段引っ込んでいるので、パッと見た感じ分かりづらいかもしれませんが、指の付け根のところを軽くもつと爪が出てきます。

 

 

 

 

 

かつおさんはこの間爪を切ったばかりなので、あまり伸びていませんでした。

 

見にくいですが、薄いピンク色の部分が血管です。

ここを切ってしまうと出血してしまうので、血管よりも手前で切ります。

 

 

 

イメージとしてはこんな感じです。

血管を切りそうで怖いという方は、もっと手前の、爪が尖っているところだけ切るのでも良いと思います(^^)

 

見落としがちですが、前肢の一番内側には狼爪(ろうそう)と呼ばれる爪があります。

 

わんちゃんにも狼爪があり、わんちゃんの場合はお散歩などで爪がある程度削れるのですが、狼爪は地面と接しないため削れず、いつの間にか伸びていることがあるので、時々チェックしてあげてください。

ちなみに、狼爪がないわんちゃんもいますし、後ろ肢にも狼爪がある子もいます。

 

 

 

 

 

 

爪は、猫ちゃんが爪とぎをすることによって、古い爪が剥がれ、爪が鋭くなっていきます。

鋭く伸びた爪は引っかかってしまい、お家の人や猫ちゃん自身も怪我をすることがあるので、注意が必要です。

 

猫ちゃんでたまにあるのが、伸びた爪が肉球に刺さってしまうことです。

肉球に刺さってしまうと、猫ちゃんも痛いですし、刺さったところから出血・化膿して治療が必要になる場合があります。

お年をとった猫ちゃんほど爪とぎをする機会が減り、太くなった爪が肉球に刺さっていることがあるので、たまにチェックしてあげると良いかもしれません。

 

 

 

 

 

爪切りにもハサミタイプのものやギロチンタイプのものなど、いろんな種類がありますが、リバティではこの爪切りを使っています。

 

 

大きさや軽さなども様々ですので、使いやすいものを探してみてください(^^)

 

 

リバティのかつおとこんぶコンビは、爪切りは割と協力的なので頑張って爪切りさせてくれますが、

爪切りが好きなわけではないので、ちょいちょい手を引っ込めます…。

 

爪切りを一度に全部するのが大変という方は、1日1本だけ切ってみる、猫ちゃんが寝ている時に切る、おやつをあげながら切る…など試してみてください。

 

お家で爪切りをするのはなかなか難しいと思いますが、大人しい猫ちゃんやご家族で協力して行える時は、スキンシップも兼ねて定期的に切ってあげてみてください。

病院で爪切りだけすることも可能ですので、お気軽にお問合せください(^^)

 

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