梅雨の時期に気を付けること
2017.06.24
お久しぶりです、看護師の赤司ですo(*^▽^*)o
神戸も梅雨入りましたが梅雨晴れが続き、なんだか梅雨っぽくないですね(・・;)
ジメジメする梅雨の時期は気温や湿気の関係で、色んな病気が出てきやすい時期です。
今回はこの季節に気を付ける主な病気についてまとめてみました☆彡
●体調不良
梅雨は気温の変化や多湿によって体がついていけず、身体が疲れやすい時期です。
この時期はよく下痢や嘔吐、食欲不振、元気がないなど様々な体調不良を訴える子が多くなります。
1日で回復したり食欲がある場合は様子をみてもいいことが多いですが、
症状が2日間続いたり、ひどくなる場合は一度診察をお勧めします。
また下痢・嘔吐になった子の中には、いたんでしまったごはんを食べてしまったことで起こる場合もありますので、ごはんや水の管理にも気を付けてあげてください。
●外耳炎
耳の中が蒸れて耳垢で汚れやすくなります。
その耳垢がもとから耳の中にいる細菌の栄養になってしまい、細菌が増殖して耳に悪さをします。
普段から耳が赤くないか、臭いがしないか、耳垢が出ていないかチェックしてあげてください。
特にたれ耳のわんちゃんは蒸れやすく、汚れが出やすいので気を付けてあげてください。
耳垢が出ているときは耳掃除をおすすめしますが、難しい場合は当院でもできますので、
気軽にお問い合わせください^^
●皮膚病
はっきりとした原因はわかってませんが、高温多湿によって皮膚のバリア機能が低下したところに毛根部分が蒸れ、細菌が入り込み、炎症を引き起こすのではないかと考えられています。
主な症状として、身体をかゆがる、皮膚が赤い、湿疹などがあります。
症状がひどい場合は薬用のシャンプーを使ったり、薬の服用が必要です。
対処方法として、定期的なシャンプーやお部屋を室温25度・湿度50%に保つといいと言われています。
シャンプーを行う時はシャンプー剤をよく洗い流し、しっかりと乾かすことが大切です。
わんちゃんやねこちゃんは毛に覆われていて、なかなか皮膚炎をみつけるのが難しいので、
普段のコミュニケーションの中で全身の毛をかき分けて皮膚のチェックしてあげてください^^
また一度皮膚病に罹った子は繰り返しやすくなりますので、一層注意が必要です。
以上、梅雨の時期に多い主な病気まとめでした。
病気を防ぎ、元気に梅雨を乗り越えましょう!
✿おまけ✿