導入機器の紹介
2017.03.23
こんにちは。
院長の河野です。
最近新しく導入した機器を紹介します。
①FUJIFILM DR CALNEO Smart V
http://fujifilm.jp/business/healthcare/veterinarian/dr/calneo_smart_v/feature.html
最新のレントゲンシステムになります。
昔はレントゲンというとフィルムにレントゲンを照射して現像して、というふうに写真みたいなものだったのですが、最近はフィルムがデジタルになりカセット状のものになっていました。(CRといいます。)それを読み込み器にいれてPCのモニターで見るようになっています。
今回導入した機械は、DRと呼ばれるもので、読み込み器がなく、レントゲンを照射したら直接画像がPCに写し出されます。そのため撮影時間が大幅に短くなり、わんちゃんねこちゃん達の負担が少なくなります。さらに、電気信号のロスもすくないため、画像が圧倒的に鮮明になります。高価なため、導入している動物病院は少ないです。(人間の病院でも少ないです。)
先日注文していたのですが、3月30日に届きます。これでよりよい獣医療が提供できればいいなとおもっています。
②オリンパス ESG-400
最新の電気メスです。
組織内の電流抵抗をコンピュータ制御で測定し、適切な電流を流します。そのため、手術の時に血を止める時はしっかりと止め、切る時にはしっかり切ることができます。さらにしっかりと血を止めながらバリバリ切ることもできます。導入してから手術がとても安全に終えることができ、楽になりました。
③シグニ タイタンロック ロッキングプレートシステム
最新のロッキングプレートシステムです。
骨折の手術のときに使うプレートなのですが、この小さいサイズのものはいいものがありませんでした。これで2.5kg以下くらいの小さい子たちにいい手術ができるようになりました。扱いやすく、固定力もいいためとてもよいです。
機械だけではなく、自分自身もアップデートしていかないといけないので、休みのときにはセミナーによく参加しています。新しい薬や治療方法などがどんどん出てきていますのでそれを身に着けていかないといけません。勉強に終わりがないのでなかなか大変です・・・。