リバティBLOG

Blog

バリカン後の脱毛について

2022.07.05

こんにちは!トリマーの斉藤です 梅雨も早々に明け暑い日が続きますが皆様体調を崩されてはないでしょうか?

ペットさんも飼い主様も熱中症には十分お気を付け下さいね!

今回はトリミングでよく耳にする「バリカンを当てると毛が生えて来なくなる現象」についてご紹介させていただきます。

ポメラニアンさんやチワワさんなどに多いのですが、バリカンを当てると毛が伸びて来なくなるなんてよく聞きますよね。

このようにバリカンで毛刈りをしたあと、長期にわたって毛が生えなくなることを毛刈り後脱毛症といいます。

 

犬の毛は、発毛から脱毛までが一定の周期(毛周期)で繰り返されることによって常に新しい毛が生えそろっています。

毛周期は毛包の細胞が活発に活動して毛がどんどん伸びる時期(成長期)→毛包の細胞の活動が低下してくる時期(退行期)→毛包の細胞の活動が休止する時期(休止期)を繰り返しており、休止期が続くと新たな毛が生え始めて古い毛は抜け落ちます(成長期へと続く)

このサイクルのどこかに異常が発生すると脱毛が起こります。

原因ははっきりとはわかっていませんが、毛刈り後脱毛には主に「退行期」にあたる毛包が多いことから、成長期の毛包がバリカン後に刺激を受けて「退行期」に入ってしまい成長が停止してしまうのではないかと考えられています。

全員がこのようになるわけではありませんが、生えなくなってしまってからでは遅いのでポメラニアンさんやチワワさんなどで初めてサマーカットをされる方にはご説明させて頂いています。

夏だし暑いから短くサマーカットをしたいとお考えの方が多いとは思いますが、毛が生えなくなるリスクについても一度お考えください<(_ _)>

ご心配でしたらハサミで短くすることも可能ですので担当トリマーにご相談くださいね♪

 

そして最後にトリミングの飾りについてご紹介します!

シャンプーカットコースをご利用の方にはシュシュ、チョーカー、バンダナ、リボンなどをサービスでお付けしています(*^▽^*)

最近はお耳にリボンを付ける子が少ないですが、もしご希望でしたらお預かりの時におっしゃっていただければお付けできますので遠慮なくおっしゃてください

季節ごとに色々な飾りがあります


pagetop
loading