チョコレート中毒について
2023.02.12
こんにちは看護師の玉木です
そろそろバレンタインですね!皆さんは誰かにチョコレートをプレゼントしましたか??
さて、この甘くて美味しいチョコですが、ワンちゃんネコちゃんには食べさせてはいけないってご存知ですか?
私がこの仕事を始めた頃はあまり知られていなかったのか、ワンちゃんの飼い主さんとの会話で、
「うちの子、アイスが好きで〜!特にpinoが大好きなんです〜!」
という話題が出た事があり、
「pino美味しいですもんね〜」
「…?」
「…ってチョコはダメです〜!」
というやり取りがあったことを思い出しました。その飼い主さんはワンちゃんにチョコをあげてはいけないと知らなかったようでしたが、最近はネットで色々と情報を得れる事もあり、ご存知の方も多いかと思います。
なぜダメなのかというと、チョコレートやココアに含まれるカフェインやテオブロミンという成分が原因で、落ち着きがなくなったり、興奮、嘔吐、下痢を引き起こし、ひどい場合は痙攣をおこし、突然死することもあるそうです。
ちなみにこのテオブロミンというのはチョコレートやココアの苦味成分なので、ミルクチョコレートよりもビターチョコレート、ハイカカオのチョコレートの方がより多く含まれていてる、ということですね。
気をつけていたけど、ちょっと置いておいた隙に食べられてしまった、とかもあるかと思います。
またチョコが入っているパリパリした袋はワンちゃんネコちゃんの興味をそそりますよね…!
遊んでるうちに口に入ってしまった、なんてことも。
万が一食べてしまった時は、なるべく早めに動物病院で吐かせてあげる事が重要です。そして体から毒素を出すのを助けるのに点滴をしたりもします。
病院に来られる際は『どんなチョコを、どれだけ食べたか、また食べてからどのぐらいの時間が経っているか』が分かるようにしていると良いですね。
最後に先日、節分の日で家にあった鬼の面をかつおに被せた写真です↓
顔のパーツがこの小さな鬼のお面の中に入りきってしまうところが。笑
まだまだ寒い日が続きますが、体調には気をつけて過ごしましょう。ではまた