リバティブログ

猫の好酸球性肉芽腫

こんにちは、獣医師の三木です。

朝晩は冷え込むとはいえ、日中は過ごしやすく秋は私の一番好きな季節です。

皆さまはこの秋、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は猫の好酸球性肉芽腫という皮膚疾患について書きたいと思います。

少し耳慣れない病名かもしれませんが、先日私の猫がかかった時の写真です。

下口唇に丸いできものができています。

このサイズになるまで気が付かなかったのですが

2日前の写真を拡大してよくみると・・・

すごく小さいですが、ポチっとしたできものがありました↓。

 

 

 

 

これは好酸球性肉芽腫群といわれるものの臨床徴候のひとつで、好酸球を主体とする細胞浸潤による炎症性疾患です。

治療は抗炎症薬によるものが主体になってきます。

通常は痛みや痒みは伴わないので、うちの子も全く気にする様子はありませんでした。

ごはんを食べるときはお皿にあたってすこし食べづらそうな感じはありましたが。

猫ちゃんによってなりやすい体質だったり、皮膚疾患として皮膚炎(ノミアレルギー性皮膚炎、いわゆる猫のアトピー性皮膚炎、食物アレルギー)や外傷と関連して起こるようです。

改善までだいたい2~8週間ほどかかりますが、うちの子の場合はステロイドを内服し3週間でよくなりました。

病変が無くなってからもお薬は漸減しながら終了していきます。

猫ちゃんにとってはそれほど珍しい病気ではないのでご参考になれば幸いです。

最後に病院の看板猫かつお&こんぶちゃんです。

 

 

 

 

 

実はかっちゃんはここにひとりで登れません・・・。